【塾長日記】決戦は木曜日。いよいよあと3日になりました。

私立高校の一期入試が今週の木曜日に迫っています。


中3生たちは、何も言わなくても黙々と勉強をしています。


目の前の目標に向かってコツコツと。


こうなると、今やるべきことを個々にアドバイスしてあげるだけで、あとは自分で自学自習がちゃんとできます。


もともとの成績の良し悪しに関わらず・・・です。


うちの塾の指導は講義をするというよりもかなり生徒たちの自学自習に寄ったものなのですが、そんなんで、本当に皆がちゃんと勉強するようになりますか?とよく聞かれることがあります。


確かに、こちらから強制的にいろいろやらせた方が、目先の指導効率は良いだろうなと思うことも多いですが、毎年毎年、入試前になると黙々と自学自習をする彼らの姿を見る限り、目指すのはこの姿だと確信をしています。


もちろん受験前だけでなく、普段からということになりますが。


勉強なんて、無理やりやらされてするものじゃないと思います。


やりたくないことを無理に詰め込んで、それで何かが生まれるとは思えませんし。


それに、大人になるまで、これからもずっとずっと誰かが横で強制力を発揮し続けることもできませんし。


最終的には、自分で自分のことをコントロールできないと、将来いろんなことで苦労するのは目に見えています。


勉強が大好きだから、放っておいても勉強するというような子なんて、世の中にそんなに居ないはず。


多くの子たちは、勉強は嫌だなぁとか、面倒だなぁとか、できれば避けたいなぁと思っています。


そのまま放っておいたら、何にもしない・・・ということになるのも仕方がありません。


だからこそ、それほど好きではない面倒な勉強を、なぜ今しないといけないのか、それに何の意味や目的があるのか、それを考えさせることが大切だと思います。


そういう意味や目的を考えないまま無理やりやらせることが、長い目で見て良いことだとは思えないのです。


目的や目標は個人個人でそれぞれ違っても、今勉強をしておいた方が良い理由や意味を本人たちが理解することができれば、必ず自分からちゃんと勉強するようになります。


そのタイミングが高校受験ギリギリになったのでは、確かにちょっと遅いのですけど。


そういう状態にどれだけ早く持ち込めるか、どれだけ早く勉強に対する自分なりの意義を気づかせることができるかが大切なんですね。


そういう点を追求していく塾でありたいと思っています。



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