【塾長日記】受験生、可能性はゼロではないと思え!

可能性はゼロではない


そういうと、ビリギャルのように、合格可能性の薄そうなところからでも、あきらめずに復活合格する可能性を信じろ!みたいな、ポジティブな話だと思ったでしょ?


塾長は何度も言っていますが、V字回復エピソードがあまり好きではありません。


V字で回復するためには、一度落とさないといけないからです。


合格可能性が薄いE判定とかD判定から短期間で合格を目指すなんて、現実的には無理なんですよ。


世の中そんなに甘くありません。


そりゃ、一定数、そういう奇跡的逆転をする人もいるでしょうけど、それはあくまで宝くじに当たるようなもの。


それに人生をかけるのは賢明とは思いません。


だから、今日はそんな話ではありません。


受験生にとって”可能性はセロではない”というのは、もっとネガティブな意味でとらえています。


もしかしたら、急に病気になるかもしれないし。


もしかしたら、急に利き手を骨折してしまうかもしれないし。


今日のように、もしかしたら、入試当日がとんでもない荒天になるかもしれないし。


そういう可能性がゼロではないことを常に心のどこかに置いて準備をしておくことが大切だと思います。


予測していなかったことが突然起こってしまうと、気が動転してしまって、冷静に対応することが難しくなってしまうかもしれません。


入試は一発勝負です。


できるだけ普段通り、できれば普段以上の力を発揮して、ポジティブな可能性を示すためにも、


ポジティブな可能性を信じることだけでなく、ネガティブな可能性についてもゼロではないということを忘れないで欲しいと思います。


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