【塾長日記】目先の目標設定は大事だけれども、目線はできるだけ上にあげ遠くを見るようにすることを忘れない。
今日は多くの小中学校で3学期の始業式。
学校のHRでは、今年の目標とか、3学期の目標を書いて発表させられるのだそうです。
皆、どんな目標設定をしたのでしょう。
塾長がサラリーマン時代、目標設定と言えばお決まりだったのが”数値化”です。
お客様に満足してもらえる店舗づくりをしよう!なんて定性的な目標はダメで、必ず具体的な数値目標にするように求められました。
小中高生で言うと、ただ国語を頑張ろう!みたいなのはダメで、学年で50位以内に入る!とか、評定で4を取る!とか、そういう感じですね。
定性的な目標ではなく、定量的な数値目標を設定できれば、達成できたかどうかもはっきりわかりますし、それに向けた具体的な行動につなげやすいです。
評定で4を取ろうと思ったら、テストで〇〇点以上取らないといけないし、そのためには課題のワークを〇回通りは解き直さないといけないし、授業中に2回に1回は手を挙げて発表しないといけないとか、授業プリントの未提出をゼロにしようとか。
そういう具体的な目標にどんどん落とし込んでいくことで、自分が今何を頑張らないといけないのかがはっきりとするでしょうし、これはこれでとても大事なことだと思います。
ただ、より具体的で細かい数値目標を設定しようとすればするほど、実は目の前の目標にばかり目が行ってしまい、その先のより大きなゴールを見失ってしまうことが往々にしてあるので注意が必要です。
そういう目の前のことばかり考えていると、いつの間にか、何のためにそれをやっていたのか、結局、今の自分は何を目指して何処へ行きたいのか、というような遠くにある大きな目標やゴールを忘れてしまいがちなのです。
だから、目先の具体的目標設定をする一方で、目線をもっと上にあげて、目標達成のその先に何を目指しているのか、自分はどうなっていたいのか、そういうことを考えることもとても大切だと思います。
あれ?俺ってなんで今こんなことしてんの?という疑問がありますか?
普段から、今自分がしている行動は何のため?何につながる?と自問自答することができるように、目線を下に落としてしまわないように、注意していかなければと思います。
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