【塾長日記】中3の冬休みの課題って、”自主勉”で良くね?というのは乱暴でしょうか。
中3生が自習に来ているのですが、どうも学校の宿題が終わらないということのようです。
受験生ですから、宿題が多くなるのは何の不思議も無い・・・と言えばそれまでですけれど、すでに出願時の仮評定も決まったこのタイミングで、全員一律で大量の課題を出すのはちょっと。
普通に考えて、朝日高校を受ける生徒と、私立専願でなんとか高校に滑り込もうとしている生徒が、同じ内容で同じ量の課題をしているというところに大きな無理があると思うのです。
結局、誰のための宿題なのか、よくわからなくなっていると思います。
この押し迫った時期に、わざわざ宿題で強制されないと勉強できないのでは困りますし、もしそういうモチベーションの低い生徒であれば、そもそも真面目にやらないので無駄です。
モチベーションが高くなればなるほど、自分が今何をやらないといけないのかが見えてきますから、それとズレている宿題を強制するのはかわいそうに思いますし。
かと言って、学校から正式に宿題として出されている以上、
いくらそれが無駄なものであっても、
いくらそれが入試に直結しないものであっても、
いくらそれが、本人にとってはそれどころじゃないような内容のものであっても、
いくらそれの提出未提出が、出願の成績には大きく影響しないものであっても、
”そんなもんやってないで、こっちをやりなよ!”
と簡単に言えないので辛いのです。
3年の冬休みの貴重な貴重な時間が、すべてでは無いにしろ、答をただ書き込むだけの作業に消えていきます。
学校の課題なんて、思い切って”自主勉”で”提出は任意”にしちゃえば良いのに・・・と毎年思います。
学校の先生も、保護者の方も、そんなに子供たちが信じられないですか?
仮に信じられないとしても、かける負荷が極力無駄なものにならないようにして欲しいと個人的には思います。
いったい誰にお願いしたら良いのでしょう・・・。
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