【塾長日記】私塾の存在価値は、わかっていてもできないことをどうすればできるようになるのかを考えることにある

もし、サッカーのリフティングが上手くなりたいと思ったら、練習するしかないでしょう。


どれだけやり方を教えてもらっても、どれだけ上手くなるコツを教えてもらっても、どれだけ有名な選手(例えばメッシのような)に教えてもらっても、練習しないとできるようになるはずがありません。


同じように、いくら教えてもらっても、自分で実際にやって体が覚えてしまわなければどうしようもないことはいくらでもあります。


数学の問題でもそうです。


講義をいくら聴いていても仕方がありません。


自分で何度もやってみて、失敗して、やり方を確認して、またやり直す。


その過程の中で、他人のアドバイスが活きてくることももちろんあると思いますが、そのアドバイスが活きてくるのも、自分が実際にやってみているからなのです。


問題をただ眺めていてもどうにもならないし、成長とともに、練習しなくてもいつの間にかできるようになるものでもありません。


とにかくやってみるしかないのです。


・・・とまあ、このように、できるようになる理屈というのは一応理解してもらえると思うのですが、問題はそこに至るモチベーションをどうコントロールするかということですね。


できないことをできるようになるには練習しないとダメなんて、実は誰でもわかる理屈ですが、それが実際にできないから皆苦労するわけです。


うちのような私塾が本気で取り組んでいかなければいけないのは、まさにそういうところと思います。


理屈だけ言っていても仕方がありません。


日々試行錯誤しつつも、常にこの問題解決に取り組み続けなければいけないのです。


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