【塾長日記】5段階評定の価値に気づくのが出願時点では遅すぎるのです。

中3生は出願を決定する最後の懇談の真っ最中です。


このタイミングで学校の先生からは3年次の仮評定を提示されますが、その点数によっては出願先を大幅に変更しなければいけないということが起きます。


ほんの1点、評定が足りないだけで、合格の確約が取れるか取れないかが決まります。


これってめちゃくちゃ大きな1点です。


それほどでなくても、ほんの1点で、受験料が免除になったり、ほんの1点で入学金や諸経費が免除になったり。


その、ほんの1点の違いは、たった1教科のたった一つの提出物を面倒だから出さなかったことが原因かもしれません。


でも、もうすでに仮評定まで出ている以上、過去にさかのぼってそれを取り戻すことはできないのです。


その重大性に、生徒本人も保護者の方ももう少し意識を持って欲しいと思います。


それも、もっと早くから。


3年生の秋の懇談では、もうどうにもなりません。


せめて2年生、できれば1年生の時から、評定の1点にどれほどの価値があるのかを意識することが必要です。


ぎりぎりでなんとかなるやろ・・・という意味では、とりあえず”高校進学”はなんとかなると思いますけど、たった1点の評価点の違いによる大きな不利益はなんともなりません。


それも、ものすごく努力をしないと取れない1点であればまだしも、ほんのちょっとの気持ちの持ち方や態度で取ることのできる1点ですからね。


提出物をちゃんと出すだけで、それが数万円から、もしかすると数十万円の違いにつながるかもしれない・・・そういうことをちゃんと知識として知っておいて欲しいと思います。


もちろん、目先の高校進学だけでなく、その先の進学や就職においても、長い人生で考えても、今出来る努力を怠らないことが将来の価値創造の可能性を大きくすることにつながるわけじゃないですか。


そうなるともう数万や数十万の話じゃないですよ。


わかってます?

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