【塾長日記】打ちっぱなしで5,6球打っただけでコースに出ようってのがそもそもの間違いなのです。

今日は日曜日ですが、期末テスト期間中のため塾を開けています。


自学自習と質問の時間ですね。


「先生、これわかりませ~ん。」


って持ってこられた問題の解き方を説明すると、


「いや、それは解説読めばわかるんですけどね、でも自分でやってみるとできないんです。」


ということがよくあります。


あなた、その問題や類題をいったい何回解きましたか?と聞くと、数学の場合特に、これが1回目ですとか、良くても3回ぐらい??という返事。


オリャッ (╯‵□′)╯︵┴─┴


そんなもんで解けると思っているところから考え方を変えていく必要があります。


初心者がゴルフを始めようと思って打ちっぱなしに練習に行くとします。


2,3球打ってみてもなかなか芯でボールを捉えられないと思うのですが、その時どうします???


この時点で、クラブの持ち方とか、スイングの仕方がでたらめでは困るので、それを誰かに聞いて修正するのは良いことだと思うんですけれど、


そのあとまた2,3球打ってみても、やっぱりうまくいかないという場合に、また他人に聞きに行きますか?


仮に他人に聞きに行ったとしても、アドバイスはグラフの持ち方とか、スイングの仕方とか、さっきと同じ物しか聞けないでしょう?


そこから先は、自分で100球でも200球でも打ち込んで、ちゃんと芯に当たるように練習するしかないじゃないですか。


5,6球しか練習していないのでは、それだけで”できる”とか”できない”とかいう判断はできません。


たとえごく簡単なことであっても、やり方を聞いただけでできるようになるわけではないのです。


反復練習をしなければ身につかないことは世の中に山ほどあります。


数学の勉強でもそれは同じこと。


いきなり自力でできてしまう問題もあるでしょうが、何度も何度も反復練習をしなければ解けるようにならない問題だってたくさんあるのです。


他人に聞くことが勉強ではありません。


解き方を確認したら、あとは何度も反復練習をして自力で解けるようになることが勉強ですから、そこを勘違いしないようにして欲しいと思います。



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