【塾長日記】東ロボ君が東大合格を断念したからと言って、AIがまだまだ人間にかなわないという結論にはならない。

AIの東ロボ君は今年もベネッセコーポレーションの「進研模試」を受験。


5教科8科目の合計得点は525点(900点満点)だったそうです。


東大を目指すには点数の開きがあまりに大きすぎるので”断念”ということなのでしょうが、だからと言って、所詮AIはこの程度という判断にはならないでしょう。


去年も感じたことですが、むしろ、525点も取ったの?という驚きしかありません。


偏差値で57.1ですよ。


今の段階では、母集団は大学受験を本格的に考えている受験生しかいないのに。


その中で57.1となると、全体ではかなりの上位層ということになります。


この記事を見た受験生たちには、成績が東ロボ君を上回っているかどうかに関わらず、本当に危機感を持って欲しいと思うのです。


今後、AIに奪われる仕事はどんどん増えていくに違いありません。


AIは自分の能力の限界まで頑張ることができますから、科学技術の進歩とともに、間違いなくその能力を向上させていくでしょう。


ただ一方で、人間のポテンシャルの大きさは、まだまだAIにすべて取って代わられるような、底の浅いものではありません。


でも人間が、結局は面倒とかだるいとか、そんな理由で努力を怠り余力を残していたのでは、早々にAIに仕事の場を奪われても仕方がないような気もします。


将来、AIと共生していく社会では、常に努力を怠らず、AIの進歩に負けない人間が求められるでしょう。


その時に困らないように、若い時から努力を怠らない人間になっていって欲しいと思います。


そう言う塾長は? 


まあ、あまり若くはないので、おそらく逃げ切れるかな。


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