【竜操教室 塾長日記】また、問題集だけ渡しちゃって・・・・
個別学習の形式で教えているのは、主にわからない問題に出会った時の対応と、間違えた問題の対応です。
その問題の解き方を教えるのが主目的ではありません。
あくまで、わからない問題や間違えた問題にぶつかった時に、それをどのように乗り越えていくのか、その方法を教えることを大切にしています。
その過程の中で、その問題の解き方そのものを教えることにもつながるのですが、解き方をどうやって見つけていくのか、その過程の方が優先度が高いと思います。
単純な話で言えば、「先生、この単語どういう意味ですか?」って聞かれたら、「自分で辞書引けよ!」ってこと。
「辞書はどこですか?」って聞かれたら、紙の辞書や電子辞書の保管場所を教えるし、パソコンでの調べ方も教えるし、教科書の最後の方に辞書があることを教えます。
あ、ここ見ればいいんだ~・・・って呟く中2生は普通に存在しています。
え?知らんかった?
この流れは英単語だけじゃありません。
他の科目だって、わからない問題があれば答や解説を自分で見たらいいんですよ。
何なら、パソコンでグーグル先生に聞いたらいいんです。
できないことがあったとき、困ったとき、できるだけ自分で解決できるようにしてあげるのが指導者の仕事と思います。
別にいじわるをしているわけではないんですけど・・・
だから、問題集だけ与えて、答は取り上げて、「やっとけ!」というのは指導でもないし、答を自分で確認できない状態で問題だけやってもそれは勉強ではないってことだけは強く言いたいと思います。
ほんと、毎回毎回、なんで一緒に配らないんですかね。
それをいじわると言うのです。
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