【竜操教室 塾長日記】いつまで強制購入が続くのか?

新しく高校へ入学する生徒たちは、入学準備で忙しいようです。


毎年のことですが、「辞書」をどうするのか、ってことが問題になります。


電子辞書でOKですよ!という学校はかなり増えてきましたが、それでもまだまだ紙の辞書派の先生も多いようで、特に英和と古語、漢和については必ず買うこと!というような学校も存在しています。


辞書は必要ですが、紙か電子かは選択制で良くないですか?


紙の辞書なんて、多くの生徒がおそらく授業で数回使うだけなんですけど・・・


その数回の授業のために、3,000円もする辞書を3冊も強制的に買わせるのって、どうなんでしょうね?(実際はそれに生徒数がかけ算されるわけで)


それに、タブレット端末の購入が必須なのに、さらに紙の辞書の購入も必須になっている学校を見ると、学内でICT化への意思疎通がうまくいっているのか不安になりますよね。


タブレットをどのように活かして使うか、ちゃんと考えてますか?ってことです。


世代的に、塾長も紙の辞書の良いところを理解しているつもりですが、電子化の波はもう止められません。


今さら紙の辞書の使い方を指導している暇があるのなら、電子辞書の使い方やタブレットの辞書アプリの使い方を、その問題点も含めてちゃんと指導するべきなのでは?と思います。


新技術のデメリットだけを挙げて、ただダメだ!使うな!と言うだけでは時代から取り残されます。


時代は動いているのですから、変わらなければいけないのは指導する側ってことだと思います。


塾長もそのひとり。

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