【塾長日記】反復練習あるのみ。
今日の高校1年生の数学の授業は、ひたすら二次関数の平方完成の練習。
ついでに、平方完成後のグラフの頂点と軸を書き出して、さらにグラフの概形を書きます。
ただひたすらこの繰り返し。
さすがに20問ぐらい同じことを黒板で説明し続けたので、最後の方には皆、板書を書くよりも早く答を口に出して言うことができるぐらいまで慣れてきました。
けどね。
こんなもん二次関数の単元で言えば初歩の初歩なんですよ。
野球で言えばキャッチボールとかティーバッティング。
サッカーで言えばリフティング。
バスケで言えばフリースロー。
100回やって、100回ともすぐに答を導き出して、さらに100回ともミスしてはいけないレベルです。
そのためには、それこそ1000回でも10000回でも反復練習をして、体に染み込ませないといけないわけで・・・。
たかだか20問ぐらい、他人が解いているのを見て、「よし、俺もできる!」と思ったら大間違いなのよ。
数学を得意科目にできない生徒というのは、この反復練習が圧倒的に足りないんです。
他の知識系科目のように、暗記をする量は少なくて良い代わりに、数学にはその都度、計算の緻密さが求められます。
理解するというレベルで満足するのではなくて、自然に脳が答を導き出すぐらいになるまで、反復しないとだめなんです。
能力の差ではなくて努力の差。
まあ、努力し続けられるかという”能力”の差と言えばそれまでですけれど。
とにかく、やり方がわかることと100回やって100回とも間違えないこととは全然違うということを理解してほしいと思います。
とりあえず、明日は小テストでもやってみますか。
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