【塾長日記】パソコンが使えない・・・だから?
スマホの爆発的な普及で、検索やレポート書きなどもスマホで済ましてしまう大学生が急増し、スマホは使えてもパソコンが使えない大学生が増えているのだとか・・・。
塾長は疑問なのですが、
ここで言う”パソコンが使える”って、いったいどのレベルのことを言っているのでしょう。
もし、塾長が今まで働いてきた会社での要求レベルで良いのであれば、そんなもん、仕事を始めて必要に迫られれば、1年もあれば必要なレベルまで簡単に使いこなすようになりますよ。
塾長が働き始めた25年前。
仕事場の事務所にはパソコンらしきものはありましたが、偉い人が売上集計を見ているだけ。
それ以外にはほとんど使ってませんでしたよ。
それから6年がたち、
転職した次の会社では、”スーパーバイザー”という出張の多い仕事でしたので、ここで初めてノートパソコンを所有しました。
今でも覚えてますが、価格は50万円。(うち半額を自己負担しました。)
この当時、マクドナルドでノートパソコンを広げて仕事をしていようものなら、どこのエグゼクティブですか?ぐらいの勢いで周りから見られたものです。
それぐらい、パソコンって仕事の中はもちろん、世の中にも普及してませんでした。
そのあたりからの数年で、一気にパソコンが職場に普及して、何をするにも必須になったんです。
ワードとかエクセルが標準になったのもそこからだし、パワーポイントでプレゼンをするようになったのだって、そのころ以後ですよ。
当然、おじさんも若者も、パソコンのスキルなんて当時は誰も持ってませんでしたけど、それでもなんとかしてきたじゃないですか。
指一本で。
だから、今の若者がパソコンにあまり慣れていないからといって、それを今のおじさんたちが批判すること自体ナンセンスと思います。
若者たちは、ここ2,3年で一気に普及したスマホを存分に使いこなせる力があるのです。
おじさんたちが昔苦労をしたレベルのパソコン技術なんて楽勝で習得してしまいますよ。
プログラミングとかまで踏み込むわけじゃないでしょう?
しかも、それだって今や学校で基礎を習う時代なんですから。
要するに、結局は必要に迫られるかどうかというだけのこと。
仕事で必要なら、ちゃんとできるようになるだろうし、必要でなければできなくても何の問題もありません。
英語力も同じですけどね。
”必要に迫られてその能力を身に付けた人”が、”必要に迫られていないのでまだその能力を身に付けていない人”を批判しても、全く意味がないじゃないですか。
そういうことです。
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