全然大丈夫でしょう。

文化庁の国語に関する世論調査の話題が新聞に出ていました。〇「的を射る」と×「的を得る」の誤用は、2003年度の調査に比べて減ってきているようです。そりゃあ、これだけテレビや新聞で話題になればね・・・。で、今回の調査で気になったのは、「流れにさおさす」の意味です。そもそも、あんまり使わないでしょう。だから意味を間違って感じてしまうのも仕方ありません。正解は「ある事柄の勢いを増すような行為をすること」間違いは「ある事柄の勢いを失わせるような行為をすること」正解を答えた人は前回の18%から23%に上昇し、間違えた人は前回の62%から52%に減少したのだそうです。数字だけ見れば、”改善傾向”なのかもしれませんけどね。コミュニケーション上は大きな問題じゃないかと思います。6割以上の人が間違って使っているなら、その6割の人の間ではスムーズなコミュニケーションができるでしょ?むしろ、間違いをそのまま本当の意味にしてしまった方がお互い楽です。中途半端に正解を広めると、結局、正解派と間違い派が拮抗して、コミュニケーションがうまくいかなくなってしまうんじゃないの?と思います。「激しく怒ること」は、本当は怒り心頭に”発する”と言うのだそうですけど、怒り心頭に”達する”と間違えている人が67%も居るのです。(前回は74%)7割の人が支持している意味なら、もう、そっちでいいじゃないですか。そういえば最近は、”全然”という言葉の使い方について、否定の意味でなくても目くじらを立てられることが無くなりました。全然大丈夫ですよ~という使い方もとてもよく聞きますから、すでに市民権を得ているのですね。言葉は使われてなんぼのものだと思います。ほとんど使われなくなった言葉の意味を云々言っても仕方ないと、毎年思う塾長でした。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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