手間暇かかるから・・・

クリスマスが近づいてきました。子供たちはプレゼントで何を頼もうか、悩んでいるところではないでしょうか。塾長は確か中学生の時、「もう、ずーっとクリスマスも誕生日もプレゼントは要らないので、カメラを買って欲しい。」とお願いしました。CanonのA-1という一眼レフカメラです。無理矢理買ってもらったカメラは、その後中学から大学までずっと、一番の宝物でした。当時の趣味は写真を撮ること。今から思えば、当時写真を撮るのは大変なことでした。フィルムを買って、装填して、絞りやシャッタースピードを考えて、ピントはもちろん自分で合せて、しかも撮った写真は、フィルムをすべて撮りきって現像しないと出来栄えを確認することはできません。思ったように撮れていなかったこともたくさんあったし、時には予想もしていなかった良い写真が偶然撮れることもありました。今から思えば、あれだけ手間暇かけて撮るからこそ楽しかったのですね。ピントも露出もすべて機械任せで、その上瞬時に何枚もシャッターを切って、その場で一番良いのを確認して保存することができる今の写真は、とても便利ではあるけれど、まったく面白くは無い・・・と、おじさんは思うわけです。今の超便利なカメラしか知らない若者には絶対にわからないと思いますけど。で、そんなおじさん向けなのでしょうか、iPhone用のアプリに「有限カメラ」というのがあるのだそうです。https://itunes.apple.com/jp/app/you-xiankamera/id446653849なんと、わざわざ手間をかけたい人用のアプリで、指定した枚数撮りきるまで、中身を確認できません。それに、取り終えた後、現像に出すという名目で、少し時間が経たないと現像できないらしく・・・さらに、1枚撮るごとにフィルムを巻き上げないといけないという手の込みよう。（”フィルムを巻き上げる”って、中学生以下は知らないだろうなぁ。）とても面白うそうです。ぜひアンドロイド版も出て欲しいものだと思います。皆さんもいかがですか。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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