県立高校志望一次調査

県立高校の志望校一次調査の結果が新聞に発表されていました。総じて倍率は横ばいか少し下がっているのですが、中に突然倍率の高くなっている学科もあって、そうした学科志望の生徒はショックを受けたようです。まだまだ、ここから倍率は動きますから、一喜一憂することなく、まずはコツコツと力を貯めていくことが大切です。このあたりから、今までのほほんとしてきた生徒でさえも、受験への意識を高めていくこととなります。今週は三者懇談と、私立一期入試の願書書きの週。最近特に、”専願”で私立へ出願する生徒が増えてきているようです。この”専願”ですが・・・生徒を早く囲い込みたい私立にとっては必要な制度かもしれませんが、子供たちにとっては百害あって一利無しと個人的には思います。専願でも学力入試であればまだ良いとして、もし調査書のみの入試で内申が基準点を満たしていれば、そういう生徒はもう今週で受験が終わりです。よく、名前を書いたら入れる!なんて茶化して言うことがありますが、これこそ本当に、名前を書くだけで入れる入試です。出願さえすれば終わり。それで合格できるんだから、楽でいいじゃん!と思うのは生徒だけですよ。塾長は単純に、「嫌なことから逃げたな・・・」と思います。専願の基準がオール5でないとダメとか、そういう厳しいものであれば良いと思いますけどね。そういう子は、例え合格が決まっても、ペースを崩すことなくコツコツとやれるでしょう。でも、オール3からちょっと上ぐらいまでの成績なのであれば、今から一般入試までの3か月弱は、しっかり勉強しないといけない期間です。早々と合格が決まって、残り期間をより一層遊んで過ごしたのでは、高校の授業でついていけるはずが無いと思うのです。人生の中で、受験の時ぐらいは本気で勉強をするという経験があっても良いはずです。それぐらいのプレッシャーに耐えられずに、そこから逃げることが、本当にその子のためになるのか、とても疑問です。もちろん、それぞれの生徒、ご家庭でいろんなご事情があるので、一概に専願がダメだと言っているわけではありませんが、単に「楽だから」とか、「早く決まるから」とか、「受験まで勉強するのが嫌だから」とか、そういった安易な意思決定は絶対に避けるべきと思います。小中学校の学力低下の対策は、もちろん小中学校でいろんな対策を打つことが大切ですけど、入試制度を変えることでもっと劇的に学力の底上げができるようになるのではと個人的には思っています。小中学時代に何もしなくても簡単に受け入れてくれる高校が存在しているということ。そして、さらにそういう高校で何もしていなくても受け入れてくれる大学が存在しているということ。ここを何とかしないと、結局下で何をやってもダメなんです。”専願”については特にそうですが、入試制度は学校間でガイドラインを設けて、もっとギリギリまで中学生が勉強に専念できるような仕組みを考えていかなければいけないのではないかと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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