なりたい職業。
先ほど見たヤフーニュースからの引用です。【化学メーカーのクラレが毎年調べている「新小学1年生が将来就きたい職業」で、「会社員」が初めて男の子の20位圏外に落ちた。】まあ、しょうがないですね。小学校1年生では”会社”というものが何かよくわからないでしょうから、当然と言えば当然です。パン屋さんや花屋さんだって会社員の可能性も大きいですし、女子に人気の出てきた”研究者”だって大多数が会社員でしょう。男子に人気の運転士や運転手だってそうです。場合によっては、医師とか弁護士も会社員ですから、”会社員”が20位圏外に落ちたと言ってもね~。それはそうと、最近は中学生へのキャリア教育が盛んで、職場体験の授業があったり、将来の進路を考える授業があったり、ということで、保護者の方に聞くと、うちの子は何になりたいのか、まだ決まらないんです・・・と心配されている方が多いようです。本人の方も、将来なりたいものが決まらないのがまるで悪いことのように周りから言われて困っているのをよく見ます。”夢”はあった方が良いと思いますが、中学生になると実現可能性もほぼ見えてきますので、簡単に夢を語ることもできません。そもそも、中学校の時になりたかった職業に今就いている人がどの程度いるのでしょう?そんなもの、中学生の頃から選べるはずがない!と塾長は思います。だからこそ、今はいろんな可能性をつぶさぬためにも、いろいろな活動を精一杯頑張っておくことが大切なんです。よく、「数学なんて社会に出て使うかどうかわからないから、やっても意味無くね?」と生徒に言われますが、実際のところは、使わないかどうかもわからないのです。もしかしたら使うかもしれない・・・のであれば、精一杯やっておかなければいけません。それは、将来のいろんな可能性をつぶさないためです。進路が決まっているなら、そしてその進路で数学を使うことが無いとはっきりしているなら、”二次関数”の勉強をしても意味は無いと思いますけどね。そこまできちっと考えてますか?将来なりたい職業が決められないぐらいですから、そこまで先の事は考えられていないということです。だからこそ、とりあえず目の前のことを頑張るしかないでしょう。”夢”を追いかけて頑張ることも大切ですが、”夢”が無いからこそ余計に頑張らないといけないということを理解して欲しいと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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