そりゃ進みません!って。

教育業界のICTがなんで進まないんだろう・・・と思ってました。今でも、なんとかならないの??と思います。でも、やっぱり無理なんだろうと最近は思うようになりました。昨日、ニュースで教育ITソリューションなんちゃら・・・ってのをやってました。進化した電子黒板、進化したIT端末、それに合わせて進化した教材の数々。そりゃまあ凄いもんです。技術の進歩とともに、とても素晴らしい教育ツールがどんどん開発されているのがよくわかります。でも、それって前々からある技術でしたっけ?やっぱり目を引くのは、今年、新しく出てきたものが多いですよね?そして、それらは来年も継続的に使用される技術ですか?いざ導入を決めて、さあ使おうってなったときには、すでにもっと新しい良いものが出てきてるんじゃないですかね?もし、一昨年にその時の最新の電子黒板を導入しちゃってたらどうするんでしょう?今年、そんな良い電子黒板が出るんだったら、そこまで待てば良かったってことになりますよ。あまりに進歩が早ければ、ある技術を導入しても、それを使いこなす技術やツールやコンテンツが熟成されていく前に、元の基幹技術そのものが古い技術として抹殺されてしまうんじゃないでしょうか。ということを自分が学校関係者や導入担当者であれば、一番に危惧します。たとえば、音楽の記録媒体で言うと”MD”みたいな感じ。レコードに回帰する人は居たとしても、MDってなんですか?って感じでしょ?MDプレイヤーを持っていたって、今さら使えやしませんし、使いたいとも思わないですよ。そんなイメージです。そもそも、教育効果を考えたら、しばらく継続的に利用してその効果検証をしないといけないでしょうし。指導者だって、そのツールを使いこなせるようになるには何年かかかるでしょう?どこかに新しく導入されてしばらく経って、その効果が安定されて発揮されていることを見てから導入を決めたとすると、その時にはすでに遅いんですよ。だからと言って、毎年毎年、莫大な費用をかけて新しい技術を導入していくわけにはいきません。要するに、技術の進歩が早ければ早いほど、導入には二の足を踏むということです。ITソリューションなんちゃらのニュースを見ていると、最新の技術のオンパレードですからね。アピールすればするほど、実際の導入にはつながらない・・・教育のIT化というテーマは今、そういうパラドクスにどっぷりとはまっているように感じました。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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