数式の答え方
数Ⅰの最初の方は、ひたすら式の展開と因数分解の練習。とにかく、数式の書き表し方に慣れることが大切です。ただし、いつも生徒が困るのが、最終的な答の書き方について・・・。降べきにせよ!とか、特別に書き方を指定されない限り、最終的な答の形はいろいろ考えられるのですが、解答や解説に書いてある答はその1パターンに過ぎません。数式に慣れていない生徒は、自分の答が果たして正解なのかどうか、ぴったり一致していないと、判別できないのです。たとえば、バラバラの項をどのように並べるか。次数順に並べるとか、アルファベット順に並べるとか、カッコの中はマイナスから始まらないようにするとか。対称式はサイクリック(回るような)順番で書けとか。数学界には、なんとなく”美しい式の形”というのが存在しています。でも、そのルールが実は明確なものではなくて、問題の種類や単元によっても変わることがあるし、最終的には個人個人の主観の問題だったりするから大変なんですよ。ただ、数学を習い始めた時に、個人の主観なんて存在するはずもないですから、どれが美しい形かなんてわかるはずがありませんよね。ここがなかなか大変なところ。だから、いろんな形の正解が出てくることになります。いや、もちろん全部正解ですよ。正解は正解ですけどね。でも、自分で勉強を進めようと思ったら、自分の答を自分で丸付けできないとお話になりません。だから、やっぱり”美しい形”とされる書き方に慣れていくしかないのだと思います。そのためには、この書き方も、あの書き方も、全部正解だけれど、美しい形はこうだよね?と都度指導していくことが大切なのです。正解は正解ですけどね。指導するのに基準は必要ということです。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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