【竜操教室 塾長日記】課題は2度3度解きなおすのが当たり前に!

学校の夏休みの課題の問題集は、なかなかよく出来ています。


量もまずまず。


なので、この問題集だけ反復して理解しておけば、ひとまず当面の勉強は充分と思います。


ところが、本人も保護者の方も、課題は1回しか解かないものだと思っています。


だから、塾で課題をやらせると、そんなことは家でやらせるので塾では他の勉強を教えてくださいと言われます。


いやいや。


課題の問題集を繰り返し繰り返し、何度も何度も解きなおして、わからない問題はひとつも無いところまでやり込むのが本来の姿です。


1度解いたことがある問題を、しっかり解くことができるようにすれば良いだけなのです。


もちろん、課題の中で自力で出来るところは家庭学習でやり、出来なかったところや間違えたところだけ塾で質問をしてくれれば、これほど効率的なことはありません。


でも、それができるのは上位層の生徒だけです。


ほとんどの生徒は、自分がどこがわかっていないかがわかっていませんから、そんな選別はできません。


その上、塾で別のことをやれば、締め切りに追われる課題の学習については、おざなりのやっつけ作業になってしまうのが目に見えています。


塾としても、その子がどこがわかっていないのかを把握するためには、むしろ、普段家ではどんなやり方で勉強しているのかを見せてくれないと、効率的な指導にはつながらないと塾長は思います。


学校の課題をどんなペースでどんな風に学習しているのかを把握して、改善指導することは塾の最優先の指導事項と思います。


あくまで学校が主で、塾はその補完をしているだけです。


ともかく、この時期はそろそろ課題が終わった生徒も多いと思いますが、当然、課題の中で間違った問題や解けなかった問題を中心に2回目、3回目の解き直しをしっかりやって欲しいと思います。

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