【竜操教室 塾長日記】だから連立方程式は確かめ算とセットだって言ってるじゃん！

２年生の数学は連立方程式。

加減法で解こうが、代入法で解こうが、別にそんなことは大した問題ではありませんが・・・

答が出たら必ず確かめ算をしないといけないのです。

確かめ算で正解していることを確認して初めてその問題が終了です。

整式を何倍かしたり、整式同士を足したり引いたり、様々な演算をこなしてやっと答にたどりつけるのが連立方程式。

その過程で１か所でもミスをしてしまえば、正解は導けません。

解き方はわかっているのに答が合わないという状況がどういうものかを端的に理解することができるのが、この連立方程式なのです。

現状での自分の計算能力がもろに結果に表れます。

「いや、後からやろうと思ってたんだけど・・・」

そういうのは絶対に許されません。

後からやる時間が余るかどうかなんて、この時点ではわからないのですから、必ずその場で確かめ算をして、正解していることを確定しておくべきなのです。

計算ミスが少ない人というのは、ミスをする確率が低いのではなくて、自分のミスを確実に見つけて修正できる人のことです。

間違えた時に、全部消してやり直して正解すれば良いということではありません。

間違えた時に、いかに早く自分が間違えたところを見付けて修正できるかなのです。

それを繰り返すことで、ミスをする確率そのものが減ってきます。

連立方程式は、それを理解するのにとても良い単元なので、ここでしっかりと計算力を伸ばしておきたいところです。