【竜操教室 塾長日記】本格的に期末テスト期間に入りました。

期末テストに向けた自主学習が増えてきました。

うちはそもそも自主学習をメインに指導をしている塾です。

目の前でコントロールできる学習時間よりも、自分で勝手に学習をしている時間の方が圧倒的に長いので、そこを指導しないと何も始まらないと思っています。

今はテストに向けた学習ですから、もちろん目的はテストで点数を取ることです。

ところが、自主学習ではそんな当たり前の話が当たり前になっていない人が結構多いのです。

なんとなく不安なので、机に向かってるだけ。

とりあえず目の前の問題を解いているだけ。

目的を忘れて学習をしていても、思うような結果は絶対に出ません。

テストで点を取るためには、今できないことを、テストの日にはできるようにすること。

今正解を書けない問題を、テストの日には書けるようにすることです。

例えば、テストの日は何も見ないで答を書くわけですから、学習中に教科書を見たり、ノートを見たりして答を探してもあまり意味がありません。

教科書やノートをペラペラめくっていたら、いかにも勉強しているぞ！というムードは出せますけどね。

それはムードだけで、点数につながることはありません。

テスト前は、自分が今解けない問題をいかに早く見つけて、いかに早くできるようにするかの勝負なのです。

正解も時にはその解説すらある問題集を解いているのに、その正解をわざわざ教科書から探し出す必要はありません。

わからなければ答を見て、そしてできるようになるまで何度も解きなおしてみれば良いのです。

他にもたくさん、テストの点数にはつながりにくい学習法をしている例を見かけます。

自主学習の様子を見るからこそ、おかしな学習法を見つけることもできるし、指導することもできるのです。

テスト前は特に自主学習の修正指導をできる貴重な時間なので、大切にしていきたいと思います。

その前に、もっと自習に来てくれないとどうしようもないんですけどね。