【竜操教室 塾長日記】実のところ、あまり変化が無いのではと思ってます。
教育関係者の意見として、
昔と違って最近の子供たちは・・・ができない、・・・・が問題だ。
それはテレビが原因、ゲームが原因、スマホが原因などなどと。
そういうのをやたらと目にしますけど、それは数値としてバシッと傾向が出ているものなのでしょうか。
単に発言者の感覚的なものならまったく信用できないと個人的には思っています。
・・・・ができない子供も、・・・・が問題な子供も、大昔から一定の割合で存在しているのではなかろうかと塾長は思います。
それを自分が見ようとしてきたか、見てこなかったか、気が付かなかった、気にしてなかったか、それだけの違いじゃないですかね。
あるいは、教育関係者達が育ってきたごく一部の上位レベルの属性の中では、そういう問題点が存在しなかっただけで・・・
ちなみにあるサイトによると(信憑性は不明ですが)、東大・京大に合格するのが、同学年全体の上位0.47%、旧帝大・早慶上智以上で4.0%、地方国公立大学以上で13.8%、日東駒専・産近甲龍以上で18.6%なのだそうです。
小学校、中学校と公立に通っていればまだしも、エリートコースを進んだいわゆる教育関係者の人たちにとって、それこそ、センター試験を受けない50%の人たちの状況なんて、自分が教育に携わるまで実際に見たことも聞いたこともない話だと思います。
それに、どの時代においても、年長者が、最近の若者は・・・・ができない!って言い続けるのとよく似ている気がするのは塾長だけでしょうか。
自分たちだって言われてきたはずなんですよ、
最近の子供たちは・・・って。
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