【竜操教室 塾長日記】減らした分は、どうやってでも埋め合わせる

定期テストや自己診断テストなどの日程が各学校でバラバラなので大変です。


今日明日の週末は休む予定でしたが、急遽、今日だけは自習用に開けることにしました。


そして、来週からの週末も生徒の希望を聞きながら対応していく予定なので、しばらくお休みは取れ無さそうです。


今年は5月の休校の影響で、お盆休みも無いですしね。


まあ、お金をいただいて授業を販売しているのですから、休んだらその分をどこかで埋め合わせするのは当たり前です。


それによって提供側の負担が増えたり、コストがかかったりしたとしても、サービス業なので、正当なサービスを維持するのは当たり前じゃないですか。


・・・・でもね。


それが当たり前じゃない業界があるんですよ。


減った分は最優先で確保しないといけないはずなのに、そこに提供側の負担とかコスト増が加味されて調整されちゃうんですね。


遅れを取り戻すのに、土曜日は全部授業日にするとか、7限目を追加するとか、たしかそんな話もあったような気もするんですが、結果としては土曜は休みのままだし、短縮授業はそのまま短縮授業のままだし、午前中授業だけの日もそのまま午前中授業だけだし・・・


ホントに埋め合わせをする気があるんですかね?


時間数は少なくても、その分をスピードアップで乗り切れば良いと思ってるんでしょうか。


いろいろとやることはたくさんあるし、人も居ないし、埋め合わせがそんな簡単じゃないのはわかりますが、提供する側の論理で提供される側の論理を打ち消してはいけないと思います。


そんなことを少しでも呟くと、現場もわからんくせに適当なこと言いやがって!って怒る人もいるでしょうけど、お客さん(生徒)にとってそんな提供側の内情は関係無いんですよ。


大変だからとか、苦労してるからとか、それはそれとして、だからと言って本来提供されるべきサービスを削って良い理由にはならないと、個人的には思います。


って言うか、普通のサービス業でそんなことしたらすぐお客さんは離れていきますよ。


何をしてもお客さんが離れることのできない独占状態で、何をしても潰れるはずのない状況で運営してるから麻痺してるんじゃないかと思います。


まあ、サービスを提供される側の多くが、できればそのサービスを減らして欲しいと思っているからこそ、あまり問題にならないのですけどね。


それはそれで困ったことだと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000