【竜操教室 塾長日記】いつまでもこだわっていてはいけないこと。

この時期、いかに厳しい状況から合格を勝ち得たかという逆転アピールが凄いんですよ。


そりゃあ、頑張って逆転をしたことには敬意を表しますが・・・


見方を変えると、そもそも合格できる力があったのに、一時期怠けてたところから定位置に復活しただけなのかもしれないでしょ?


だから、合格そのものは素晴らしいとしても、本人が思っているほどは「大逆転」についての周りの評価は高くないってことに早く気が付いて欲しいと思います。


嬉しい気持ちはよくわかりますけどね。


実力以上の成果を出して合格したのか、大逆転で合格したのか、順当に合格したのか、それとも本来の力が発揮できずに不本意な滑り止め的合格なのか、勉強もせずに遊んでたのに合格できたのか。


合格は合格で、それ以上でもそれ以下でもないので、そんなこと、4月になればもうどうでも良い話なんです。


いつまでも、模試で偏差値がいくつだったとか、高校で学年〇〇位だったとか、センターの出来がどうだったとか、他に併願した学校がどことどこだったとか、その合否はどうだったとか。


過去の話はどうでも良いのです。


まるで定期テストの日の朝の会話のように、「俺、昨日何にも勉強してないんだよね~」みたいな。


だからなんなん??


って周りの空気感を早くつかんで対処して欲しいところです。


ともかく、大事な通過点のひとつを突破できたことには自信を持ちつつも、すぐに次の通過点に向けて気持ちを切り替えていくことが大切と思います。


長い人生はこの繰り返しです。


いつもいつも逆転できるわけじゃないってことにも早く気が付いて欲しいと思います。

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