【竜操教室 塾長日記】「思考力を問う」っていったい何なん?

先週の特別入試の問題が次の日の朝刊に出ていました。


「難しかった~」とか「全然できなかった~」という生徒の声はいつものことなので聞き流していたのですが、今回はどうも実際に難しかったようです。


問題のレベルが上がったというよりも、出題形式が変わったところが微妙に影響しています。


ここ数年は毎年毎年微妙に変化していますが、今年はその変化の幅が広がりました。


問題文の前提条件や意味不明の会話が長くなったり、選択問題の解答数が不定になったり、


・・・ということは、一般入試でも今年は傾向の変化が大きくなりそうな気がします。


とは言え、下位層はもともと取れる問題が限られているのでさほど影響無いでしょう。


上位層も、倍率が低いこともあるし、多少の問題傾向の変化にはついていけるでしょう。


やばいのは、中位層で入試倍率が高めのところ。


俗に「思考力を問う」と言われる問題傾向の変化の影響をもろに受ける可能性があるのが、中位層の、それも真面目にコツコツする生徒たちかなと思います。


やったことはある程度できるけど、初見の問題にことごとく弱い。


うちにも何人か居ますが、ちょっと心配になってきました。


なんとか少しでも。

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