【竜操教室 塾長日記】そっちに気を回している余裕はありません。

よく塾の実績アピールで、


学年〇位達成おめでとう!   とか、


〇〇点アップ!やったね!   とか。


まあ、書く方にしたら当たり前のアピールなんでしょうが、根がネガティブな塾長は成績UPの方はあまり気にならないんですよ。


と言うか、それどころじゃないって言うか・・・


だってそれはその生徒の頑張りの成果であって、それ以上でもそれ以下でもないですから。


もしかすると、指導している全員の成績が上がっている素晴らしい塾なのかもしれませんが・・・・


それよりも、何時間も自分が指導しておきながらなかなか点数が伸びないとか、成績が上がらないとか、場合によってはどんどん落ちているとか、そういう生徒が存在していることの方が何百倍も気になりませんか?ってことです。


ラーメン屋の店主をしていてですね、


「うわ、この店のラーメンめっちゃ美味いわ~」


って褒めてもらうのは当たり前じゃないですか。


それよりも、


「なんじゃこれ、不味い!」


そう言ってもう2度と来なくなるお客さんをどれだけ減らせるかの方が気になるわけですよ。


ラーメン屋なら、不味けりゃもう行かなければ良い話ですが、塾は成績がすぐに上がらなくてもしばらく通うことになるのだから、もっと問題なのです。


これまでの10年間で見ても、とてもとても生徒全員に満足してもらえる成果を出しているとは言い難いわけで、常に結果の出ていない生徒にどう向き合っていけば良いのかを考え続けているわけです。


考え続けているわけですが、今年も少数ですが、結局志望校を変えました・・・みたいな報告を受けてへこむことになるんですよ。


まだまだ力不足なもので、結果が出ている生徒だけを見て喜んでいる余裕は全然ないのです。

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