【竜操教室 塾長日記】難しい問題が出てた・・・って、そこじゃないだろ！

テストできた？

そう聞くと、

全然できんかった・・・〇〇の問題が出とったし・・・難しすぎ。

みたいな反応、よくあります。

皆が難しいと思う問題が出題されていて、それができなかったというところの印象が強いのですね。

でも、テスト後に興味を持って欲しいのはそこではありません。

ちゃんと準備をして、できるようになっていたはずの問題をちゃんと全部正解できたのか？

その点をチェックすることがとても大事です。

初見の問題や、初見ではないけれど準備をしていなかった問題は、できなくても仕方がありません。

それらは、次回に向けてちゃんと準備していけば良いことです。

テストで安定して点を取るカギは、難しい問題をなんとかするよりも、簡単な問題、解けるはずの問題を確実に取ることにあります。

初見の問題や、皆が難しいと感じるような問題が解けるにこしたことはありませんが、準備もしていない問題が解けるか解けないかはその時の運でしかありません。

でも、準備していた問題が解けるか解けないかが運任せではいけないのです。

１００点満点で、９０点だろうが７０点だろうが５０点だろうが、もしかすると３０点しか取れなかったとしても、それが自分が解けるはずの問題を解き切っているのであればＯＫだし、逆に解けるはずの問題を落としているのであればＮＧなんですよ。

テストを振り返る時には、まず解けるはずだった問題を落としていないか、しっかりチェックして欲しいと思います。