【竜操教室 塾長日記】実はその1点が大きいのです。

各私立高校の入試募集要項が出そろってきました。


昔昔の話で言うと、私立高校は特に中学校の成績なんてどうでも良くて、当日のテストの点数さえ取れれば・・・という感じでした。


それ自体は今でも同じと言えば同じですが、各校の募集要項を見る限り、あるいは説明会での方針説明を聞く限り、最近は中学校の成績を合否の大きな判断材料とする高校がとても多いです。


多くは合計得点で判断しますが、要するに5段階評定が「4」なのか「3」なのか、はたまた「2」なのか、たかだか1点の違いでも、もしそれが合否ライン付近の話であれば、とても大きな違いです。


そのたかだか1点の違いが、単に提出物をいくつか不注意で出してなかっただけだったりすることもよくあること。


評定1点の違いで、合格の確約が取れたり取れなかったり、推薦の出願基準に届かなかったり、入学金などの納付金の減額や免除が受けられなかったり、受験料が無料にならなかったり。


行きたいと思った学校、思った学科コースには、成績がわずかに足りない・・・


というのが一番困るパターンなのですが、その現実に気が付いた時には、もうどうしようもなかった・・・ということにならないように、1、2年生の頃から意識を持って、1点でも評定を上げる努力をして欲しいと思います。


と言っても、3年生になるまでは、募集要項なんてなかなか見ることもないですからね。


塾には各校の募集要項と入学案内を置いているので、早い段階から目を通させて、現実を意識させるようにしなければと思います。

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