【竜操教室 塾長日記】大問1番を制する者が県立入試の数学を制す。

中3生のこの時期は、ほぼほぼ、私立の入試問題の過去問を解いてもらっています。


それも、特に大問1番の小問集合。


正負の数の四則計算、文字式の四則計算、累乗の計算、平方根の計算、展開、因数分解、一次方程式、比例と反比例、面積と体積、確率、データなどなど。


どんな成績層の生徒であっても、この小問集合の中で、解き方のわからない問題があってはいけないのです。


そして、どんな成績層の生徒でも、解き方がわかっている問題を1問も間違えてはいけません。


この大問1番だけで、100点満点で40点分あります。


ここをどれだけ確実に解くかが勝負なのです。


授業報告で、私立の過去問を、それも大問1番ばかり毎回やらせていると報告すると、他のことはやらなくて大丈夫ですか?という心配の声をいただくことも多いのですが、ここで断言をしておきたいと思います。


自己診や入試の大問1番で、解けない問題があったり、間違ったりするようでは、まだまだ他の問題の演習をするレベルにない!ってこと。


他の単元をやりたいのであれば、まず大問1番を確実にすべて正解できるようになってください。


逆にそのレベルにまでなってくれば、他の単元はちょっとやれば簡単にすっとできるように必ずなります。


だからこそ、毎回毎回、同じパターンの大問1番を解かせ続けるのです。


数学を制するには、まず大問1番から。


これ、岡山県立高校入試の鉄則です。

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