【竜操教室 塾長日記】解き方のわかっている問題を絶対に間違えてはいけない!と意識すること。
何度注意してもなかなか減らないのがケアレスミスです。
ケアレスミスが減らない原因の一番大きなものは、本人が減らそう!と思っていないというものです。
自分はミスが多い、だからなんとか減らさなきゃ・・・・
そう思っている人は必ずミスが減っていきます。
だって、ケアレスミスというのは文字通り意識していれば起こさないミスだからです。
だから、減らさなきゃと思っている人はそのうち確実にミスが減っていくので、結局、ミスがずっと減らないままなのは、そういう意識が無い人ばかりになるのです。
基本的な計算問題というのは、その解き方は十分理解しているものがほとんどです。
だから、間違いが起きる原因はほぼ100%ケアレスミスだし、ケアしていれば100%ミスを防げるはずです。
計算問題の演習というのは、その解き方を学ぶというよりは、ミスをしない方法、ミスを防ぐ方法を身につけるという意味合いの方が強いのです。
そういう意識がちょっとでもあれば、計算問題は完ぺきに解けるようになります。
100問解こうが、1000問解こうが、間違えるはずがありません。
習ったばかりの時は別として、
九九を間違いますか?
一桁の足し算や引き算を間違いますか?
それと同じレベルで、今自分が習っている計算問題を確実に解けるようになることが大切なのです。
そういう意識がまったく無ければ、解き方を学んだだけで解ける気になってますから、結局いつまで経ってもミスは減らないのです。
難しい問題を解けるようになることも大事ですが、解き方のわかっている問題を確実に解くことはその何倍も何十倍も何百倍も大事なんだということを理解して欲しいと思います。
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