【竜操教室 塾長日記】デジタル端末の無かった頃と、なんにも変わってないよね
高校の新1年生が、さっそく学校の授業の予習に取り組んでいます。
例の進学校では、英語の授業では、教科書本文をわざわざコピーしてノートに貼り、そこにいろいろと書き込むというスタイルが強制されているようです。
おそらく古典(古文・漢文)も同じような方針なのでしょう。
しかし、これって「家庭にコピー機があること」が前提なのでしょうか。
まあ、昔のように「全文を手書きで写せ」と強制されていた時代よりはマシですが、それでも時代に合っているとは言い難い気がします。
正直、GoogleドライブでPDF化して、そこに直接書き込めばいいのでは?
データなら何度でもコピーして加工できますし、ChromebookではなくiPadを購入させている別の高校では、生徒たちがどんどん効率的な使い方を身につけています。
ノートだって、工夫すれば各教科をデータ上で一元管理できます。
むしろ、そうしたデジタルの扱い方を学ぶことの方が、社会に出てからはもちろん、大学で学ぶ上でも重要だと思うのです。
それなのに、生徒にはいまだにアナログ作業を強制しておきながら、先生たちは採点にAIを使い、授業は毎年同じパワポを使い回し、黒板をほとんど使わない――。
そんな学校もいまだに存在しているという、このアンバランスさ、やっぱりどこかズレています。
そんなんだから、志望者が減っていくのではないでしょうか。
そういえば、デジタル教科書を正式な教科書として位置付ける閣議決定も出ました。
あくまで「デジタル教科書“も”」であって、「紙から置き換わる」とは言っていません。
しかし新聞やニュースでは「デジタル教科書が」と書いて、あたかも紙が消えるかのようなミスリードをして意味なく不安を煽っている記事も見かけます。
デジタルを使いもしないのに毛嫌いする大人世代って、まだまだたくさんいますからね。
いずれにせよ、アナログとデジタルの有効活用について、「好き嫌い」レベルの話ではなく、現場がもっと真剣に向き合うべき段階に来ていると強く感じています。
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