【竜操教室 塾長日記】前提条件が違ったら、何も始まらないです。
単語テストとか漢字テストとかって、勉強の原点だと思うのです。
わかるとかわからないとかそういう理屈抜きにして、覚えたか覚えていないか、そういう努力をしたかしていないかの純粋な勝負です。
実は、他の勉強だって、他のテストだって、根本は同じところにあります。
問題の解き方を覚えたか覚えていないか、そういう努力をしたかしていないかの勝負ですよ。
ところが、単語や漢字テストじゃなくなると、そこに「わかる」とか「わからない」という要素がいつの間にか加わります。
覚えていないからできない、その努力をしていないからできないだけかもしてないのに、そこに「わからないからできない」という良い言い訳が入ってくるので話が複雑になるのです。
理科や社会の一問一答形式の問題を解いていて、
「こんなの、難しくて全然わかりません!」
というのは、要するに「こんなの、覚える努力は全くしていないので、覚えていません!」というのが正しくて、「難しい」わけでも「わからない」わけでもありません。
だから、当面必要なことなので、ちゃんと時間をかけて覚える努力をしなさい!というだけのことです。
そう言うと、「うぇ~、面倒」って本音が出てきます。
そうです。
面倒だから努力しないし、努力しないから覚えていないし、覚えていないから書けないだけなんですよ。
勉強は基本的に面倒なものだということをまず受け止めないと話が始まりません。
そこからでしょう。
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