【竜操教室 塾長日記】国語はなかなか結果が出ないのですけれど・・・
国語って何を勉強したら良いですか~ってよく聞かれます。
これと言った即効性のある対策を取りにくいのが国語の勉強法なので、これは難しい問いです。
ただ、日々国語の問題を解き進めていく中で注意してほしいことはいくつかあります。
例えば、読めない漢字や書けない漢字をチェックするのはもちろんのこと、意味のわからない言葉が出てきたらすぐに意味を調べることや、間違えた問題の答が問題文のどのあたりにどのように書いてあったのかを確認しておくことは基本中の基本と思います。
そもそも、小説にしても論説文にしても、全文を必ず読んでから各問題にあたることは当然ですし、仮に時間が無くてテスト中や学習中に全文を読めなかったのであれば、事後に必ず読み返して内容を把握しておかなければいけません。
もしも今までの人生で、国語の学習をするたびにこれらのことをちゃんとやってきていれば、そこそこの点数が取れているはずなのですよ。
何を勉強したら良いですか~って聞く人に限って、本文を読んでいないし、教科書で扱っているはずの文章すら内容がわかっていないし、小説であれば登場人物もあらすじも曖昧だし、論説文なのに筆者の主張が掴めていないのです。
「何を勉強したら良いですか?」という問いの前に、「今まで何をやってこなかったのか?」を振り返ることが、国語力を伸ばす第一歩なのかなと思います。
結局のところ、国語の勉強に魔法のような特効薬はありませんが、地道な積み重ねが確実に力になる教科でもあります。
まずは今日の一文を丁寧に読んでみましょう。
その姿勢こそが、国語力を育てる最大の秘訣ではないかと塾長は思います。
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