【竜操教室 塾長日記】何事もなかったとは言え、

授業中、突然みんなのスマホから警告音が鳴り響きました。 


津波警報の通知です。


遠くロシアで発生した地震の影響により、大きな津波が日本にも到達する可能性があるという警告でした。


「そんな大げさな…」という気持ちが、まったくないわけではありません。


けれども、東日本大震災の記憶を思えば、用心するに越したことはありません。


授業中、生徒たちに東日本大震災で起きた津波のことを話しました。


ほんの14年前の出来事とはいえ、生徒たちにとっては「歴史」の一つに過ぎません。


「語り継がなければならない」と繰り返し言われてきたにもかかわらず、生徒たちの受け止め方にはやはり温度差があるように感じました。


こうして歴史的な災害や事件も少しずつ風化していくのだなと、歳を重ねるにつれ実感します。


「語り継ぐ」ということは、口で言うほど簡単ではないのですね。


ともあれ、今回は国内に大きな被害がなかったようで何よりでした。

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