【竜操教室 塾長日記】今さら逆行はできないですよ。

生徒全員にiPadを用意させている高校、増えてきました。


最初は使い方がおぼつかなかった生徒たちですが、授業で日常的に使っているからなのか、1か月もするとそれなりに使いこなせるようになってきたようです。


古文や英語などは、教科書を写真データにして、そこへペンを使っていろいろ書き込むというスタイルが一般的。


先生もプリント作らなくていいし、ノート要らないし、何度でも複製できるし、友達や先生とデータ上でやり取りできるし、重たい教科書や重たい辞書だってもちろん必要ありません。


教科書デがジタル化される前に、すでに自分たちでデジタル化してるってこと。


とっても便利で効率的に学習を進めることができているようです・・・


ただ、若い先生が教科担当だったらって条件付きですけどね。


自分がそういう便利ツールを使えない使わない、特に年配の先生だったりすると、今まで通りノートに本文筆写してこい!とか、紙の辞書を必ず使え!とか。


いったいいつまでそうするんでしょう。


日本全体の流れとしても、文科省はデジタル化を推進する方向性で物事を進めているのに対して、「教科書のデジタル化なんてけしからん!」「デジタル化は子供たちの能力低下を招く」なんて反対の意見も根強いようですが・・・


「そういうエビデンスがある!」とか、「北欧の国はすでにデジタル化を止めた!」と反対の根拠がたくさんあることは承知した上で、ITツールの進化もそしてその使い方も日進月歩の今、本当に今デジタル化を止めてしまって良いとは塾長は思えません。


計算機よりもそろばんの方が脳が鍛えられるからと言って、計算器使用を止めますか?ってことですよ。


ちゃんと効果や弊害を研究している先生も居るのでしょうが、それ以上に、自分の成長の過程でまったく使ったことが無く、なんなら今でも最新ツールを全然使いこなしていない人が、想像だけであーだこーだ言って反対意見に乗っかっている例もめちゃくちゃ多いように感じています。


デジタル化、IT化の流れは止めようとしてももはや止められないでしょう?


だとしたら、やはり効率的に使いこなす方法を子供たちが身につけていけるよう、今後もどんどん環境を整えていくべきだと思います。

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