【竜操教室 塾長日記】解けるはずの問題を確実に解き切ってますか?

ゴールデンウィークの合間に実施された自己診断テストが返却されています。


今回はどの学校も数学の平均点がとても低いのが気になります。


問題が難しかったのか?と言われると、別に数学的に難しかったわけではなく、どちらかというと問題文の意味を理解できない生徒が多かったという印象です。


問題文に書いてある前提条件を読み飛ばしていたり、会話で進んでいく解法の流れに乗れていなかったり。


定期テストではまあまあの点数を取ってくる上位層の生徒でも、ことごとく問題文の意味の取り違えをして正解を出すことに苦戦をしていました。


さらに、一問一答問題に近い大問1番の小問集合ですら、計算ミスや勘違いなどで簡単に失点しているのも気になるところ。


今後もしばらくは大問2番以降の長文問題で苦戦するかもしれないことを考えると、今は大問1番の10問40点を完璧に取りきることが、自己診断テストの数学の攻略法の最優先事項です。


難しい問題が解けなかったことに焦点を当てるのではなくて、まずは、落としてはいけない易しい問題を落とした理由を突き詰めておくこと。


そして、大問1番は全問正解するのが当たり前だという意識になること。


次回以降の自己診断テストをにらんで、その点をもっともっと意識づけしていかなければと思います。

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