【竜操教室 塾長日記】生きるのには必要ないかもしれないけど、来週のセンターには必要なんですよ。

ネットで話題になっているのですが、「三角関数」って生きるのに必要?みたいな不毛な議論は止めた方がいいと思いませんか?


そりゃあ、子供たちが学校で何を学ぶべきかを決めるようなエライ人たちはしっかり議論して欲しいと思いますけどね。


そういう権限の無い我々一般ピープルにとって、「三角関数」が生きるのに必要かどうかは大きな問題ではありません。


そんなことを言い出したら、学校習っているほとんどのことが、ごく少数の人にとっては必要でも、その他の大多数の人には必要ないものばかり。


でも、学校で習っていることの多くが、生きるのには必要なくても、目の前のテストで良い成績を収めるためには必要なんです。


目の前のテストで点を取ることは、自分の評価を上げるために必要だし、進路選択を広げるためにも必要です。


こんなもん大人になってから何の役にも立たない!って、そんな今更の話をしてもしょうがありません。


逆に、大人になってから絶対に必要なものって何なんでしょう?


そもそも、生きていくのに必要かどうかを論じるためには、学んでみないとわからないのではないかと思いますし・・・。


大人になって役に立つかどうかではなくて、学生の間はテストで点を取れるかどうかで評価をされるルールなのだから、そのルールに今は従っているだけです。


そのルールが良いか悪いかを、その制度にすでに参加している者が論じていても仕方ありません。


来週にはセンター試験です。


センターでは、数ⅠAの三角比で15点、数ⅡBの三角関数で15点が出題されます。


受験生にとっては貴重な貴重な30点。


生きるのに必要かどうかはわからないけど、目の前のテストで必要だから勉強する。


それだけです。

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