【竜操教室 塾長日記】だから、それは無駄だ!っていつも言っとるじゃろ。

今日は始業式。


冬休みの課題を慌てて仕上げて、答を丸写し・・・


そういう生徒も多いだろうと思います。


そもそもそんなことでは困るのですが、たとえ丸写しだとしても、もう少し頭を使ったらどうなの?という内容の提出物を見ると、ちょっと脱力してしまいます。


例えばですが・・・


3a+4b-2a+5b


みたいなごく基本の計算問題があるとします。


その計算欄に、(3-2)a+(4+5)b なんて途中式が丁寧に書いてあったら、いろんな意味でがっかりです。


そりゃあ、答の冊子にはそう書いてあるでしょうよ。


だって解説の意味もありますから、こうやって計算するんだよ~という意味でこの途中式を書いてあるのは当然です。


だからと言って、実際に自分が計算するときにこんな途中式要ります?


習ったばかりならまだしも復習で、こんなもん、途中式も無しに即答するに決まってるじゃないですか。


この無駄な途中式を答の冊子から丸写しして、それもページ全部の問題もこんな調子で必要かどうか怪しい途中式をすべて馬鹿正直に写した上で、丁寧にすべて〇をつけることに何の疑問も持たない感性をまず叩き直さないと、成績なんて上がるわけがありません。


一事が万事。


面倒くさいことが嫌いなくせに、面倒なことから逃げようとしているくせに、結局は、より面倒で無駄なことをしているということに早く気が付いて欲しいと思います。


勉強とは、今できないことを次にはできるようにすること。


そして、自分が今していることは、次に解けるようになるために有効なのかそれとも無駄なのかを常に考えるようにすること。


まず、この2点を理解することからですね。


心当たりのある人は反省してください。

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