【竜操教室 塾長日記】問題集を解き進めるには、答の冊子もちゃんと活用しないと!
ワークとか、夏休みの課題の問題集とか、普通は類題が続くように構成されています。
同じパターンの問題を繰り返し解くことで、解けなかったものを解けるようにしていくためです。
ということは、わからない問題を飛ばして次に行っても、そこでも同じようにわからないということが当然に起きます。
だって、類題が続いているのですから。
だから、わからない問題に出会った時は、そこで正しい解き方を確認して、その上で次の類題に挑戦するというのが正しい解き方です。
あるいは、解いたけれども間違っていたのであれば、答合わせをして、その間違いを確認した上で次の類題に進まなければ意味がありません。
ところが多くの生徒が、解ける問題だけ解いて、解けない問題は放置してどんどん次へ進むという間違った解き方をしています。
答え合わせを溜めるだけ溜めて、後で一気にやろうとするのです。
〇か✖かを記入して、✖なら答を丸写し。
類題はすべて空白になっているか、すべて同じパターンで間違えているか。
それらを自分で解きなおすことはなく、何の練習にもなりません。
これでは何のために類題が続いているのか、まったく意味が無いことになります。
実は、保護者が答の冊子を取り上げていることで、この間違った勉強方法が習慣化していたりするので、本人だけの問題でもないのですが・・・。
とにかく、答の冊子は手元において、それを参考にしながら問題を解き、さらにその類題を練習するというのが正しい姿なので、修正していかなければいけません。
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