【竜操教室 塾長日記】正常な状態を知らないと、異常は異常でなくなる。
土曜日に、トイレが壊れたんですよ。
具体的に言うと、タンクの上部にある手洗いの蛇口から水が出なくなって・・・
前からあまり水の出はよくなかったんですが、タンクにはちゃんと水が貯まるし、流すのに支障は無かったのでここまでだましだまし使ってきたんです。
それが先週、まったく水が出なくなって、流すのは問題ないけどさすがに修理だなと思って業者さんを呼びました。
そしたら30分ほどでさくっと修理完了。
で、直った蛇口から出る圧倒的な水の量を見て、
「あ~、これがまともな状態なのね。」
と感心しました。
その状態から見れば、今までのちょろちょろとした水量は明らかに異常なんですよね。
それを今まで、ちょっと調子悪いかなぐらいの感覚で捉えていて、明らかな異常だとは認識してなかったんだと改めて思いました。
何が言いたいかというと・・・
ちょっと調子悪い状態でも、「まともな状態」という判断基準が無かったら、そのまま過ごしちゃうわけですよ。
勉強でも、理想の状態、あるべき姿というものを意識していなければ、異常な現状に気づくことはありません。
自分ではいつも通り頑張っているつもりでも、他人から見たら、客観的に見たら、まったく頑張れていないということはよくあるし、問題なのは、それに当の本人が気づいていないということなのです。
自分の今のやり方は果たして大丈夫なのか、まともな状態なのか、あるべき姿なのか、常に意識し続けて欲しいと思います。
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