【竜操教室 塾長日記】習慣化して欲しいもの。

習慣って大事です。

積もり積もれば、それはその人の中では常識となり、不変のものとなります。

勉強のやり方でもそうです。

中学３年生にもなると、今までの１０年間の学習スタイルがすでに習慣化していることが多いので、それが一般的に見ると少しおかしなものであっても、なかなか修正することができません。

ここまで、自分流のやり方で結果がそれなりに出ていればなおのこと。

でも、受験で上位高を目指すとなれば、今までのやり方だけではどうにもならないことが多くなってきます。

それに気が付いて、自分の習慣をより良い形へと進化させることができたり、まったく別のやり方を試してみることができなければ、なかなか成長することはできないでしょう。

指導者の意見として、「素直な子はよく伸びる」というのがあります。

これは、指導者の言うことを何でも聞くということではありません。

例え結果が出ていたとしても、今までの自分のやり方が絶対ではなく、常に新しいやり方、より良いやり方、より結果の出るやり方を求めて試行錯誤することができるということだと塾長は思います。

なので、今までのやり方そのものを習慣化し不変化してしまうのではなくて、常に今のやり方を考えて、ひとつのやり方に固執せず、より良いものに変えていく、そういう改善の習慣をぜひ身に付けて欲しいと思います。