【竜操教室 塾長日記】それは勉強じゃない!ってことですよ。
問題を解いて、解けた問題には〇をつけ、解けなかった問題や間違えた問題は赤で答を記入する・・・
宿題はそうやって提出するもの。
そこまではいいんです。
でも、その解けなかった問題をその後どうしているか?が大事です。
そのまま放置しているとしたら、それは勉強ではありません。
宿題はしているけれど、何時間も机には向かっているけれど、解けなかった問題を放置している限り、それは勉強ではないのです。
勉強というのは、今できないことを次にはできるようにすることです。
宿題のやり方を見ていると、ここを勘違いしている生徒がとても多いことに気が付きます。
保護者の方も、家庭学習で机に向かっている姿を見て安心している場合ではありません。
解けなかった問題を放置しているのであれば、何時間机に向かっていたとしても、無駄です。
たとえ長時間でなくても、解けない問題を解けるようにする、知らないことを覚える、そういう意識で臨んでいれば、必ず結果につながります。
小学校からずっと「答を赤で記入したらそれで終わり」という習慣がついている中学生の意識を変えるのはなかなか大変ですが、塾長の仕事の大半はそこにあります。
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