【竜操教室 塾長日記】理科や社会ってどうなるの?
私立高校の受験科目は以前から3教科のところがほとんどですが・・・
県立も特別入試(以前は自己推薦入試)が3教科なんですよ。
で、いつの間にかこの特別入試での募集枠がどんどん拡大していて、気が付くと、一般入試よりもこっちの方メインの入試になっているわけで・・・
要するに何が言いたいのかというと、理科と社会を勉強するというモチベーションを維持することがすでに困難になってきているという話です。
中3のこのタイミングなら、理科や社会は捨てても良いというのもある程度許容できますが、これが2年生や1年生にまで、
「どうせ3教科しか要らないでしょ?」
なんて思われるようになったらどうするんでしょうね。
と言うか、定期テスト勉強の段階からすでにそんな声を聞くこともちらほら出てきたのが現状です。
これから先、主要五教科なんて言葉も無くなってくるのかもしれません。
高校入試に限らず、入試制度全般に「受験生の負担を減らす」というのがキーワードになってきているようですが、果たして、受験生たちの負担を減らすのが本当に良い方向性なのか、大いに疑問です。
なんてことを言っているから時代に取り残されていくのだと思います。
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