【竜操教室 塾長日記】で、志望校はどこですか?

この時期の中学3年生に、志望校はどこなの?と聞くと、まだ決まっていないとか、考え中とか、そんな解答をする生徒が多いです。


うそでしょ!


そう思っても口には出しませんが・・・。


本当は、行きたいと思っている学校があるのだけれど、それを他人に知られるのが恥ずかしいのです。


知られると、それについて何かを言われます。


「え?無理でしょ。」「難しいよ。」「勉強してる?」とか。


あるいは、「遠いよ!」「制服ださくない?」とかかもしれませんが。


とにかく、そういうネガティブコメントを聞きたくないので、言いたくないだけ。


でも、他人に言わない限り、目標として定まりません。


目標として定まらない限り、絶対合格するという意識も定まらないし、そこに向かって頑張って勉強をするという努力も定まりません。


口に出さない、口に出せない以上、ずっと中途半端な状態が続いてしまうのです。


目標というのは、具体化すればするほど、やろう!という意欲が湧きます。


いつまでも、具体化しなければ、いつまでも意欲が湧かないんですよ。


だから、受験生はもちろんのこと、2年生や1年生、小学生だってそうですが、具体的な目標をいつも意識しておくようにして欲しいと思うのです。


それは遠い将来の夢でもかまいませんし、目先のテストの成績でもかまわないのですが、目標を公にすることをいつもためらっていたのでは、いつまでたってもやる気なんて湧いてこないのです。


竜操中はちょうど進路希望調査票の提出時期です。


志望校を「とりあえず」書くのではなく、そこに絶対行くんだ!という意識を持って提出して欲しいと思います。

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