【竜操教室 塾長日記】目の前で解いて欲しいというのはそういうこと。

数学って、生徒が実際に目の前で解いている様子を見て指導するのが一番効率が良いのです。

ノートに何を、どんな順番で書いているか。

それをリアルタイムで見ることができれば、その生徒の思考の流れが見えてきます。

思考の流れが見えてくれば、その問題点もはっきり見えてくるので、ピンポイントでそれを指摘し、改善することが可能なのです。

考え方は合っていたけど計算力が伴っていなかったのか、それともそもそも考え方の方向性を間違ってしまったか。

最終的な答を見ただけでは浮かび上がってこない様々な問題点・改善点も、問題を解いている過程をチェックすることができれば、簡単に見つけることができるのです。

宿題って、目の前で解いてくれないので、それができません。

どうやってその問題を解いているのか、見えていないものは信用できません。

だから、あまり宿題を出したくはないのですよ。

宿題なんて、やる気があれば自分でやるものだし、やる気が無いものを無理やりやらせても意味がありません。

信用できる解き方ができるようになってきたら、意味が出てきますけどね。

ただ、信用できる解き方ができるようになってきたら、自分でやるようになってますから、無理やりやらせる必要がありません。

そういうことですよ。