【竜操教室 塾長日記】勉強は、忘れるのを前提に繰り返すもの。

人間の脳は忘れることができるように作られているそうです。


むしろ、膨大な記憶を維持することで脳の活動が非効率的にならないように、積極的に忘れようとしているという研究もあります。


要するに、せっかく覚えた英単語も文法も、社会や理科の用語も、そのままにしておいたら必ず忘れてしまうってことです。


勉強は1度覚えただけで終わりではありません。


忘れてしまう前に思い出すことが大切です。


何度も何度も思い出すことでやっと記憶に定着していきます。


定期テスト前の一夜漬けでなんとか点数を確保したとしても、その後、範囲の広いテストになるとまったく覚えていないのは、効果的に思い出すことができていないからです。


授業のプリントも、ワークも、長期休みの復習用の問題集も、繰り返し解くことで、記憶を定着させるための大切な勉強なのです。


とりあえず答を埋めて提出すれば終わりってことではありません。


忘れることを前提に、何度も何度も繰り返す。


テキトーに流していたら、結局後で苦労するだけなんですけどね・・

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