【竜操教室 塾長日記】自分の答に興味ないですか?
答え合わせはすぐにするのが当たり前ですよ!
自分が出した答が正解しているかどうかに、興味が無くなったらもう終わりです。
気になるでしょう?
気にならないですか?
例えば、テレビのクイズ番組で問題が出されて、さあ答え合わせとなったときに、
「じゃあ、正解は来週のこの時間!」
って言われたら、ふざけんなと思いませんか?
そうでなくても、最近の民放テレビは答え合わせの前に必ずCMを挟むじゃないですか。
あれは、正解が気になる人がそのままテレビの前から離れずにCMを見てくれるだろうと思ってるからですよ。
だから、普通は自分が解いた問題の正誤が気になるのが当たり前のはずなんです。
ところが、学校のワークや問題集を解いている時に、答え合わせをまったくやらないで先へ先へ進めていくのが当たり前になっている生徒がたくさん居ます。
要するに、正解しているかどうかなんて興味が無いんですよ。
終わらせること、答を埋めること、提出できる状態にすることが最優先で、正解しているかどうかなんてどうでも良くなっています。
問題種やワークを解くときには、すぐ横に答と解説を用意して、正解しているかどうか、間違っているのならどうやって解けばよいのか、それを随時確認しながら進めていくのが基本なのです。
それがわかっていない生徒が多いのは、実はそれがわかっていない大人が多いからですよ。
答の冊子を生徒に渡さない先生、答を取り上げてしまう保護者、そういう大人たちが、正解に興味を持たない子供を育てているのだと思います。
答や解説をどのように利用して勉強するのか、それを教えていくことが大切と思います。
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