【竜操教室 塾長日記】胸を張って指定校推薦を利用しよう!

毎年この時期になると、


「指定校推薦って、ズルくね?」


みたいな話題が増えてくるのですが、そういう妬みは持つ方にも持たれる方にも何の利益もないので、すぐに止めて欲しいと思います。


生徒同士でそういう妬みが出てくるのはわからないでもないですが、中には学校の先生まで「指定校に逃げるのは卑怯者だ!」などとプレッシャーをかけることがあるらしいので、びっくりです。


別に、一般入試で受けるからと言っても私立大の場合は3教科や2教科、場合によっては小論文のみだったりするわけでしょ?


ほぼ学校の成績(もちろん全教科、課外活動、生活態度など)のみで選考される指定校推薦を卑怯と言うのであれば、学校の成績なんてまるで無視で、入試に必要の無い教科をどんどん切り捨てて、たった2~3教科の成績だけで決まる一般入試も十分卑怯じゃないのかな?


それに、難関大学の指定校推薦を取るには、やはりそれなりの努力が必要なわけで、簡単に取れるものではありません。


どちらにしても、大学入試で合格したことを評価されるのは、せいぜいその数年後まで。


合格して終わりではありません。


どうやって合格したかではなく、そこで何を勉強し、何を身に着け、どのように成長したかが大事なんです。


行きたい大学、学びたい学部への近道が目の前にあるのであれば、周りになんと言われようと、迷わずにそのチャンスにかけてみるべきです。


目標に向かってできる努力をすることは、ズルくなんかないし、卑怯でもなんでもありません。


今、まさに学内での選考の真っ最中だと思いますが、胸を張って指定校推薦を利用して欲しいと思います。

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