【塾長日記 竜操日記】耳にタコができるというのはこういうことを言う

こんな塾長でも、学校の授業では課題を出すこともあります。


そうすると提出日になって、


「ノートを忘れてきたので明日出してもいいですか?」


って、言い訳をしにくる生徒が何人も居ます。


なんで忘れたの?


「いや、ちゃんとやったんですけど、そのまま家の机の上に置いたままでした」


で、いつ出せるの?と問い直すと、


「明日か明後日に・・・」


まだやってないの?


「いや、やりました。」


なら明日出せるでしょ?


「いや、まだ最後までは終わってなくて・・・」


じゃあ、最初からそう言いなよ。なら、明後日には出せるよね!


「はい、それはもちろん!」


で、ちゃんと再納期に間に合うかというと、これが全然間に合わない。


あなた、出す!って言ったでしょ?なんで忘れるの?


「いや、出すつもりだったんですけど・・・・」(以後、無限ループ)


・・・というような、これは一例にすぎませんが、こんな本当に不毛なやりとりが繰り返し行われるわけです。


そりゃあ生徒の方は1通り言うだけで済むかもしれませんけどね、こっちはそういう不真面目な生徒の聞くに堪えない言い訳に何人も何人も付き合わないといけないのですよ。


宿題を出す度に、クラスごとに、毎年毎年ですから、この不毛な会話を延々とするのが教師の仕事のひとつということです。


まったく、誰のための宿題だと思ってるんでしょう。


いや、誰のためにもならない宿題なんて無くす方に一票を投じたいと思います。

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