【竜操教室 塾長日記】難しかった・・・のは当然ですが・・・
自己診断テストが返却されています。
自己診断テストは、県立の入試問題のそっくりテスト。
形式も、内容も、レベルも、県立の一般入試に即して作られています。
また、県立入試は朝日高校を除いて全県全校で同じ問題を解くわけで・・・
要するに城東高校や倉敷の青陵高校を受けるトップ層から、一桁の点数しか取れないような下位層までが同じ問題を受けるということです。
当然、自分の実力に応じて、解かないといけない問題、解ける問題、難しい問題、解けない問題と、一通りのレベルの問題がひとつの試験の中にそろっていることになります。
だから、500点満点のうち、400点を目指すのか、300点を目指すのか、200点を目指すのかで、解くべき問題や頑張るべき勉強内容が違ってくるのです。
ボリュームゾーンで言うと、300点、つまり1教科平均60点を目指すレベルの生徒が多いのですが、その場合、当然ながらすべての問題を解き切る必要はありません。
大切なのは、解かないといけない問題、解けるはずの問題で失点しないこと。
返却された答案を見て、解けていたはずの問題が何点分あったのか、それはなぜ間違えてしまったのか、そういうことをしっかりと確認して欲しいと思います。
ともすれば難しめの問題ばかりに目がいってしまいがちなのですが、そこをなんとか解くことよりも、とにかく解けるはずの問題を確実に解くことの方が何倍も大事です。
100点を取るためには100点を取るための、60点を取るためには60点をとるための戦略があって、それらは短期的には同じではありません。
冷静に分析するようにしていきましょう。
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